このページでは「ゲームプログラマー」について、仕事の特徴ややりがい、求められるスキルなどの情報をまとめました。併せて、ゲームプログラマー養成課程のある専門学校もご紹介しているので、「ゲームプログラマーに興味がある!」という方は、ぜひチェックしてみてください。
ゲームプログラマーとは、プログラミングを行って実際にゲームを作っていく役割を担う職種のことを言います。ゲームプランナーが作成した企画書や仕様書に沿って、JavaやC++などの開発言語を使ってプログラミング。キャラクターが意図したとおりに動くようにしたり、適切な場面で音がなるように設定したりなどのことをします。
また、指示通りに作業をすすめるだけでなく、企画内容に無理のあるものがあれば、プログラマー目線でゲームプランナーやゲームプロデューサー、ゲームディレクターに提案をすることも求められます。
開発言語を用いてゲームを実際に作っていく仕事であるゲームプログラマーですから、当然プログラミングスキルは必要になります。ゲームによって使用する言語は異なるため。できるだけさまざまな言語を習得しておくと、活躍の幅を広げられるでしょう。
また近年では、UnityやUnreal Engine4などのゲームエンジンを活用したゲーム制作も主流になっています。そのため、主要なゲームエンジンの仕様や構成スキルも身につけておくほうが良いでしょう。
ゲームプログラマーはパソコンの前で黙々と作業をしていれば良いというわけではなく、実際にはほかのメンバーと意思疎通を図らなければならない場面が多く出てきます。適切なタイミングで情報共有を行い、より完成度の高いゲームを作るために、コミュニケーションスキルは必要不可欠なのです。
ゲームの開発には数ヶ月〜数年の時間を要し、その間コツコツとプログラミングを進める必要があります。また、開発中に発生したバグや不具合についても、根気強く検証して発売時にはできるだけなくしておかなければなりません。
加えて、納期直前には長時間に渡る作業をこなさなければならないことも。ゲームプログラマーには、途方も無い作業をコツコツとこなしていく忍耐力が求められるのです。
ゲームプログラマーのやりがいとして大きいのは、なんと言っても自分が開発に携わったゲームが完成したときの達成感でしょう。開発中にはさまざまな困難や苦労が待ち構えているでしょうが、それが新しいゲームとして世に送り出されたときの達成感は、きっと何度味わっても格別なものであるはずです。
また、完成したゲームをユーザーが実際に遊んでいる姿を見られるのも、ゲームプログラマーとしてのやりがいのひとつだと言えるでしょう。ものづくりのプロフェッショナルとして、さまざまな意見を吸収すれば、自身のモチベーション維持にも役立てられます。
最後に、ゲームプログラマーの仕事が学べる専門学校を一覧でご紹介します。ゲームプランナーになるにあたって必要な専門資格はありませんが、より高いスキルを持った人材を目指すのであれば、専門学校などでプログラマーとしてのノウハウを身に付けておくとよいでしょう。
日本工学院専門学校 | ゲームプログラマーコース(4年制/2年制) |
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学校法人 日本教育財団 HAL東京 | ゲーム4年制学科 ゲーム制作コース(4年制) |
アミューズメントメディア総合学院 | ゲームプログラマー学科(2年制) |
専門学校デジタルアーツ東京 | ゲーム学科 ゲームプログラムコース(2年制) |
東京デザインテクノロジーセンター専門学校 | ゲームワールド ゲームプログラマー専攻(3年制) |
日本電子専門学校 | ゲーム制作科(2年制)ほか |
バンタンゲームアカデミー東京校 | ゲームプログラマー専攻(2年制) |
東京情報クリエイター工学院専門学校 | ゲーム制作コース(3年制) |
総合学園ヒューマンアカデミー 夜間・週末講座 | ゲームプログラマー講座(1年制) |
東京コミュニケーションアート専門学校 | eエンターテインメント科 ゲームワールド ゲームプログラマー専攻(3年制) |
専門学校 東京テクニカルカレッジ | ゲームプログラミング科(2年制) |
総合学園ヒューマンアカデミー | ゲームプログラマー専攻(2年制) |
専門学校 東京クールジャパン | ゲーム総合学科 ゲームプログラマー専攻(2年制) |
専門学校東京デザイナー学院 | ゲームクリエイター科 ゲームプログラマー専攻(2年制) |
早稲田文理専門学校 | ゲームクリエイター学科(2年制) |