ゲーム専門学校には偏差値が存在しないため、学力に不安のある方でも挑戦しやすいというメリットがあります。そこで、ゲーム専門学校の入試で重視されるポイントや学校の選び方についてご紹介します。
ゲーム専門学校には、「偏差値」という概念がありません。そのため、「ゲーム専門の○○学校に入るためには偏差値60はないと厳しい」といった考え方をしないのが一般的です。
ゲーム専門学校の入試で重視されるのは、「意欲」や「個性」。この学校に入りたい!という熱意や自分の個性をしっかりとアピールすることが合格の鍵になります。
ゲーム専門学校では、他の専門学校と同様に「AO入試」や「学校推薦入試」「自己推薦入試」などを採用しています。
どの入試方法においても「作文」や「面接」が行われることが多く、記述試験はないケースがほとんど。
AO入試は、高校の推薦不要でエントリーできる入試方法です。学力よりも意欲や個性、人間性などを問われる入試であり、「この学校に入って何がしたいか」が明確であることが大切。
また、学校推薦入試は高校の推薦状が必要であり、学業成績や出席状況なども含めて合否を判断します。一方、自己推薦入試では高校の推薦状が不要。AO入試と似ていますが、AO入試では学力よりも「意欲やアドミッションポリシー」が重視され、自己推薦入試では「これまでの学業成績や活動実績」が重視される傾向にあります。
ゲーム専門学校の入試では学力が重視されない代わりに、意欲をアピールする力が求められます。「なぜこの学校で学びたいのか」「この学校で学ぶことを将来どのように生かしたいのか」などを明確に伝えることが大切です。自分の体験を交えながら話すことができれば、説得力が増し、自分なりの志望動機をアピールできるでしょう。
入試では、受験者の「人柄」も重視されます。たとえば、「礼儀正しく挨拶ができるか」「相手の目を見てしっかりと話せるか」など、基本的なマナーやコミュニケーション能力が問われます。
学力試験がない分、意欲や人柄をしっかりとアピールすることが大切です。
ゲーム専門学校の入試で不合格となるケースは少ないため、作文・面接でしっかりと対応できていれば合格する可能性が高いでしょう。
ただ、「高校の欠席日数が著しく多い」「面接時の態度や受け答えに問題がある」といった場合は不合格になることも。また、定員オーバーの場合も不合格者が出ることがあるようです。
高校入試や大学入試では「自分の手の届く偏差値の学校」に進学するものの、ゲーム専門学校では偏差値がありません。そのため、就職率や就職先企業の実績といった「卒業後にどんな企業に就職しやすいか」という情報をチェックしておきましょう。
たとえば、自分の希望している企業への就職実績が多い・大手ゲームメーカーへの就職実績があるといった学校がおすすめです。
ゲーム専門学校選びでは、「誰から学べるか?」「どんな環境で学べるか?」という点も重視したいポイントです。経験豊富なプロ講師の指導を受けられるか、最新ソフトを搭載したPC・ゲームエンジンといった実践的な制作環境が整っているかどうかなどをチェックしておきましょう。
ゲーム専門学校の学費は、決して安いとはいえません。そのため、奨学金制度や入学金免除制度といった学費負担を抑えられる制度があるかどうかも確認しておきましょう。
気になる学校を見つけたら、ぜひオープンキャンパスや体験入学に参加してみましょう。
入学した後に有意義な学校生活を送れるかどうかは、その学校の雰囲気を実際に感じてみなければわかりません。まずは資料請求を行い、複数の学校のオープンキャンパスや体験入学に参加して比較するのがおすすめです。
ゲーム専門学校は、学力に不安のある方でも合格できる可能性が十分にあります。入試で重要視されるのは意欲や熱意のため、面接などでしっかりとアピールできるよう準備しておきましょう。
学校選びでは、就職実績や設備、学費などの情報を確認し、オープンキャンパスや体験入学を通じて自分に合ったゲーム専門学校を選ぶことをおすすめします。
大好きなゲームにプロとしてどう関わっていきたいかによって、学ぶべきことも、環境も変わります。
ここでは、職種別におすすめの学校を紹介しています。

日本電子専門学校
年2回更新されるオリジナル教材で、現在のゲーム業界で使われている技術を学習。プロと同じ環境で開発を学び、未経験から即戦力のプログラマを目指せます。
授業では年間10作品以上のゲームを制作。1年次から手を動かして制作を経験し、スキル習得とともに就活時のポートフォリオも充実します。

HAL東京
スクウェア・エニックスの時田貴司氏など、企画のプロが直接指導するゼミを開講。
現場で活きるアイデアの引き出し方や企画書作成の能力が身につきます。
有名ゲーム会社と連携し、実際にゲーム制作をする実習あり。実在の企業との制作経験で、企画力を実践レベルまで鍛えます。

日本工学院専門学校
デッサンの授業で基礎画力をしっかりと養いつつ、CG技術だけでなく、ゲームエンジンの操作を学習し、ゲーム開発ツールとの連携を実践的に学べます。
ただのデザイン学習だけでなく、「CGクリエイター検定」資格の取得を支援。スキルを証明する民間資格で、就職にも有利です。